
【現役エンジニ アインタビュー第1弾】多様な働き方を経験したA氏が語るリモートワークで働く秘訣
2025年4月19日
※画像は全てChatGPTで生成したものです
プロジェクトリーダーとしてリプレイス案件を率いるエンジニアA氏。
前職ではフルリモート、現職では「週1出社」のハイブリッドと、多様な働き方を経験してきました。本インタビューでは、フルリモートを選択した理由や、“リモートか出社か” を超えて 「自分に最適な環境を選ぶこと」の大切さ を語っていただきます。
エンジニアA氏 基幹系業務システムの開発を経験後、モバイル領域にキャリアチェンジ。大手からスタートアップまでを渡り歩き、フルリモート・ハイブリッドと様々な働き方を経験してきました。現在はプロジェクトリーダーとして業務を推進中。
山添:
まずは、これまでの経歴についてざっくり教えてください!
どんなキャリアを歩んできて、今はどんなポジションにいるんですか?
エンジニアA氏:
最初は基幹系の業務システム開発に携わっていました。その後、モバイル分野にキャリアチェンジして、現在はFlutterを使ったモバイルアプリのプロジェクトリーダーを務めています。具体的には、AndroidからiOSへのリプレイスプロジェクトを担当中です。前職ではフルリモート勤務でしたが、現在は週1回出社するハイブリッドな働き方です。
山添:
なるほど、分野の垣根を越えたキャリアチェンジは大変だったと思いますが、Aさんの柔軟さやチャレンジ精神がよく伝わってきますね。
では、なぜフルリモートって働き方を選んだのか、その理由を詳しく聞かせてもらえますか?
エンジニアA氏:
一番の理由はライフスタイルの変化です。母の足が悪くなって、家族のサポートをする必要があったんです。出社中心だとサポートが難しくて、リモートワークなら家にいながらもしっかり仕事ができるし、家族との時間も大事にできると感じました。もちろん、コロナの影響もありましたが、何より自分に合った働き方を模索した結果ですね。
山添:
家族との時間って本当に大切ですよね。Aさんの話を聞いて、単に仕事の効率だけじゃなく、生き方そのものに大きな影響があるんだなと実感しました。
山添:
実際にフルリモートで働いてみて実感したメリットは何ですか?
エンジニアA氏:
まずは、家族のサポートができるのが何よりのメリットで す。あとは通勤時間がなくなって、例えば19時に仕事を終えて、夕食を済ませたら20時半から完全に自分だけの時間になったりします。趣味に没頭できるし、リラックスする時間もしっかり取れるんです。あと、どこからでもセキュアな環境で会議に参加できるので、東京と札幌にいる同僚とも問題なくコミュニケーションが取れるのが良いですね。
山添:
家族との時間が確保できるのは、働く上で大きな魅力だと思います。でも、フルリモートには難しいところもあるって聞きますが、どんな課題やデメリットを感じましたか?
エンジニアA氏:
そうですね、一番は自己管理です。家にいると何でもできちゃう誘惑があって、仕事とプライベートをちゃんと切り分けるのが難しいんです。自分でタスク管理しないといけないので、自己管理ができない人には厳しいかもしれませんね。
山添:
やっぱり、どんな働き方も自己管理が鍵ですよね。誘惑が多い中で働くことは自己管理が出来る人でないと難しいことだなと感じました。
山添:
家で仕事をする上では、家族の協力も必要だとおっしゃっていましたが、具体的にはどんなサポートがあるんですか?
エンジニアA氏:
家で働くと、どうしても周りの環境に左右されます。たとえば、仕事中に子どもが話しかけてくると、母親が『今は仕事中だから』としっかりフォローしてくれます。もし家族が『家にいるんだから遊んであげなよ』なんて言われたら、全然集中できなくなりますからね。家族全体がリモートワークを理解して協力してくれることがすごく大事です。
山添:
家族の協力も必要なんですね。納得です。
リモート環境下でのコミュニケーションってどうされていますか?
何か工夫していることがあれば教えてください。
エンジニアA氏:
僕は常に『いつでも話しかけてください』という姿勢を持つようにしています。チームのリーダーとして、メンバーが気軽に相談できる環境作りに力を入れています。また、バーチャルオフィスツールを導入して、テキストだけじゃなく音声でのコミュニケーションも促すようにしてます。こうすると、自然に雑談も生まれて情報共有がスムーズになるんです。リモートだからという理由で話しかけづらいと思う人は、そもそもリモートという働き方に馴染めていないのかもしれませんね。
山添:
コミュニケーションの壁をなくす工夫、バーチャルオフィスは面白いですね。ツールをうまく活用することで、リモートでもリアルな会話の温かさが感じられるのは素晴らしいことですね。
山添:
出社して働いていたこともあるそうですが、その時のメリットは何だったのでしょうか?
エンジニアA氏:
オフィス勤務の良いところは、やっぱり直接的にコミュニケーションが取れることですね。ちょっとした雑談や息抜きがしやすいというメリットは実感していました。また、出社することで自然と外に出る習慣がつき、健康面にもプラスだと思います。でも、通勤時間が大変だったのは大きな欠点でした。
山添:
オフィスでの直接の コミュニケーションは確かに心地いいですが、やはりリモートならではのメリットも感じますね。通勤時間がなくなることで、得られる時間の自由度は大きいと思います。
山添:
生産性の面では、どちらの働き方がご自身に合っていると感じますか?
エンジニアA氏:
正直、体調やその日のタスクによるので、ケースバイケースですね。ただ、僕はリモートワークにかなり慣れているので、無理に出社する環境にすると逆に疲れてしまう感じです。「家だからできない」「会社だからできる」という単純な話ではなく、自分にとって最適な環境を選ぶことが大事だと思います。
山添:
どんな働き方にも一長一短がありますし、自分に合った環境を見つけ るのが一番ですよね。
では、今後の働き方の流れについてはどう考えていますか?
エンジニアA氏:
最近は出社を求める企業も多いですが、実際、労働者としては「出社したくない」という声は根強いと思います。企業は、社員が本当に何を求めているのか、アンケートなどでしっかり聞いて、柔軟な働き方を実現してほしいですね。特に、家族のサポートが必要など何か事情がある人には、働き方の柔軟性は絶対に必要です。
山添:
企業が現場の声をちゃんと聞くことが、これからの働き方には不可欠ですね。Aさんのお話は、社員の本音を反映する大切さを改めて感じさせられました。
山添:
最後に、これまでの経験から読者に伝えたいメッセージをお願いします。
エンジニアA氏:
自分に合った働き方を選ぶことが、一番大切だと思います。家族のサポートが出来るようになったことは本当にフルリモートを選んで良かったことです。働き方にはメリット・デメリットがそれぞれありますが、自分自身に合う環境を見つけ、気持ちよく働ける環境を見つけることが一番だと感じています。だからこそ「在宅techドットコム」の動向にも注目したいと思います。
山添:
Aさんのお話、まさに自分らしい働き方を模索する全ての人に響くメッセージですね。家族との時間や自己管理の大切さを改めて感じました。
【まとめ】